連休明けて約1週間たちましたが、連休はいかがお過ごしでしたか?
私は、急遽決まった10連休。特に大きな計画をしていなかったのでほとんど家にいました。
唯一遠出したのが、新橋演舞場での五月大歌舞伎を見に行ってきました。
演目は敵討添加茶屋聚(かたきうちてんがぢゃむら)。松本幸四郎さんが出演です。
最後の方に、ちらっと中村吉右衛門さんも出てきました。
実は意外と時代劇が好き。なので一度でいいから吉右衛門さんが出られる歌舞伎を見てみたい!と思っていたのでよかったです。
しかも花道のすぐそば。役者さんが近くで見られたのはさらによかった。
お話の内容は、父親を殺された兄弟が長い時間をかけて敵討ちをするもの。敵討ちをするまでにいろいろな出来事が起きます。
松本幸四郎さんはこの父親を殺した役と途中兄弟の兄を殺す役の2役をやってます。
江戸時代に大阪の天下茶屋で実際に起こった敵討ち事件をもとに作られた5幕8場の演目です。
旦那さんが見終わった後に、悪役が主役というのが不思議だというのです。普通だったら敵討ちをする兄弟が主役ではないのかと。この幸四郎さんの二役は悪人でしかも最後には殺される。
確かに、不思議かも。悪を倒してスッキリ!というのが多いですから。
それにしても、幸四郎さんはうまいです。
個性のある2つの悪役ですが、コミカルな悪人はとてもよかった。
前回見た歌舞伎は、海老蔵さんが事件を起こす直前の四谷怪談。
海老蔵さんより勘太郎さんがよかったんだよね。。。
◇◆新橋演舞場◇◆
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